天疱瘡、類天疱瘡

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　リンパ球が自分の組織成分である有棘細胞間の接合装置（デスモソームにあるデスモグレイン）や基底細胞と真皮の接合装置（ヘミデスモソームにある17型コラーゲン）にたいして抗体を産生し、その機能を損なうことによってやけどのような水疱が多発する疾患です。治療の基本はステロイド剤の内服ですが、最近はガンマグロブリンの大量投与などが保険適応になっています。軽症の症例は外来通院で治療が可能ですが、重症例は入院して治療を受けます。